お知らせ

【6月9日開校記念日を迎えて】R3.6.9(水)昼放送 

 みなさん、こんにちは。校長の佐久間です。お昼の時間ですが、耳と心を放送の声に傾けて聴いてください。本日6月9日は「川口市立芝中学校 開校記念日」です。本日で75周年を迎えます。昭和22年、本校は戦後の学制改革により開校された本市の中でも最も古い歴史と伝統をもつ学校の一つです。当時の社会情勢は、昭和最高のベビーブームと言われ、267万人以上の出生があったそうです。宝くじは1枚50円で、特等が100万円だったとのこと。ちなみに、小学校の先生の初任給は2000円程度だったようです。このような時代にあり、開校時は物質的に大変不自由で、現実には芝小学校の一部を充てて開校し、昭和24年に現在地に独立した校舎が建設されました。開校時の生徒数は258名、教職員数9名でのスタートでしたが、それから令和3年第74期卒業生に至るまで、総勢18310名の卒業生を送り出してきました。現在、本校に在籍する生徒の皆さんは、このような歴史と伝統ある芝中学校に通っているんです。私がよく皆さんに話す「当たり前のことを当たり前と思わないこと」は、「感謝を忘れないこと」につながります。今ある芝中学校は75年という歴史の中で、多くの先人たちが努力し、築き、多くの想いを継承して成り立っています。この75年という節目に、芝中学校の歴史を振り返り、先人たちに感謝し、新たな歴史と伝統を築いていく決意をもってほしいと願います。そして、芝中学校を巣立ち、グローバルに活躍できる社会人となり、芝中学校の卒業生として、芝中学校に誇りもてる人になってほしと心から望みます。