いろいろな風の名前
2/3は「立春」でしたね。立春は春の始まりです。また、立春は二十四節気の一番初めの節です。旧暦ではこの立春から新しい年がスタートすると考えられていたようです。この時期に吹く「春一番」が春を連れてきてくれると思うと少しわくわくしますね。今日は「春一番」他風の名前を紹介します。
「春一番(はるいちばん)」立春から春分の間に初めて吹く強い風
「花信風(かしんふう)」花が咲くのを知らせる風。春の日に吹くそよ風。
「黒南風(くろはえ)」どんより曇った梅雨の頃に吹く風。
「薫風(くんぷう)」初夏に新緑の間を吹き抜け、若葉の香りを漂わせる快い風。
「野分(のわき)」台風のこと。草木をなぎ倒すほどの強い風。
「空っ風(からっかぜ)」雨や雪を伴わない乾燥した冷たい強風。
「木枯らし(こがらし)」初冬に吹く木の葉を散らして枯れ木にしてしまうような冷たい風。
「おろし」山から吹きおろす冷たい冬の強風。(富士おろし、六甲おろし等)