襷(たすき)
襷というのは本来は、主に和服において、袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるための紐や布地を指します。しかし、今では駅伝競走大会でおなじみのものですね。選手一人ひとりが次の走者に想いを込めて託すものです。調べてみると、「たすき」は駅伝の競技基準「第9条」に示されているんです。非常に重要なものとわかります。
1. 駅伝競走はたすきの受け渡しをする。たすきは布製で長さ
1m600~1m800、幅6㎝を標準とする。
2. たすきは、必ず肩から斜めに脇の下に掛けなければならない。
3. たすきは必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。
たすき渡しに際して、前走者がたすきを外すのは中継線手前
400mから、次走者がたすきをかけるのは中継後200mまでをお
およその目安とする。
4. たすきをチームが持参する競技会では、事前に大会本部におい
て承認を得なければならない。
本日10/22(木)は駅伝に代わり、長距離記録会です。本校生徒も出場します。襷に想いをこめて、「剛毅不屈」の精神で最後までしっかりとつないでほしいと思います。