2020年12月の記事一覧
1月「睦月(むつき)」
1月は昔の暦で「睦月(むつき)」と言います。「人と仲睦まじくする月」とう意味があるようですが、今年はまだ感染症の影響があり、お正月には親戚一同が顔を合わせたり、おいしいものを食べたりと、みんなで仲睦まじくする場面がないことが残念です。ですが、家族全員でほっこり和やかな時間を過ごしたいものです。
年が「変わる」ではなく「明ける」
令和2年は今日を含めて残り4日で終わり、令和3年を迎えますね。このように年が新しくなることを年が「変わる」と言わず年が「明ける」と言います。まるで夜明けのように静かに、厳かに始まる日本のお正月にぴったりの表現だと思いませんか?
誕生日のメッセージ
私事ですが、12/26は51回目の誕生日でした。小さい頃はあんなに嬉しかった誕生日。早く大人になりたいと感じていた誕生日。しかし、年を重ねるごとに喜びはどこへやら・・・。それでも、大切な人たちからプレゼントをもらったり、なかなか会えない人たちからSNSを介したメッセージをもらったり、お祝いしてもらえるありがたみをとても感じています。みんな本当にありがとう。
除夜の鐘
「除夜」とは「旧年を除く夜」という意味で「大晦日(おおみそか)の夜」のことです。お寺では大晦日の深夜に年越しを挟んで108回鐘を鳴らします。これは人間の煩悩(ぼんのう)の数が108個あり、それらを取り除いて清い心で新年を迎えるためだといわれていますね。来年は感染症が収束する年となりますように・・・。
年越しそば
蕎麦(そば)のように細く長く、長寿を祈って食べるようになったと言われていますね。他の麺類に比べて切れやすいため、苦労や厄介を断ち切るという意味もあるようです。食べる時間に特に決まりはないので、夕飯に食べても、年越し直前に食べても大丈夫。でも、年が変わる前には食べ終わるようにします。
3年生男子生徒が上手なことを言っていましたよ。
毎朝、朝の挨拶運動をしている男子生徒と会話をすることがほぼ日課になっています。その会話の中でとても上手なことを言っていたので紹介します。
「政治家とかけまして みんなの嫌いなゴキブリとときます」
「そのこころは どちらも新聞で叩かれるでしょう」
とても上手であるとともに、政治家への期待の大きさとは裏腹な気持ちが表れていますね。教員も同じです。相次ぐ不祥事のために信頼を失ってしまう事件が多い中、全力で子どもに寄り添い、家庭や地域の願いにこたえ、信頼される学校でありたいと強く思います。
まもなく冬季休業?冬期休業?
冬休みの正式名称は「冬季休業」です。「冬期」の期は期間の期。冬の一定期間を表します。「冬季」の季は季節の季。寒い冬の季節ならではというニュアンスが込められているんですね。ということは、冬の期間に行われる「冬期講習」という名称の意味も分かりますね。
正月飾り
正月飾りは「正月事始め」の12月13日から12月28日の間に飾り、1月7日には片づけます。こういった行事を大切にし、子どもたちの世代にも受け継いでいきたいものです。
門松・・・・家の門の前、マンションならば玄関横などに飾りますね。年神様が宿る依代とのこと。
鏡餅・・・・昔ならば床の間に飾ります。今どきは居間に飾りますね。年神様へのお供え物とのこと。
しめ飾り・・玄関ドアに飾ります。年神様が降りてくるための清浄な場所を示すそうです。
12/21(月)冬至・・・ゆず湯
2020年12月21日は「冬至」。 一年で一番太陽が出ている時間が短い日、つまり一年で一番夜が長い日とのこと。日本には冬至に柚子風呂に入るという習慣がありますが、これは銭湯ができた江戸時代から始まったという説があります。
ではなぜ、冬至に柚子風呂に入るの?
①冬至は昼が短く寒いため、江戸時代では命に関わる危険な日。この時期に旬を迎える柚子は香りが強く邪気を払うと考えられていたため、禊として柚子風呂に入っていた。
②ゆず:「融通(ゆうずう)」、冬至:「湯治(とうじ)」という語呂合わせ。など、さまざまな説があるようです。
いずれにしても、年末を元気に過ごすために「ゆず湯」で体を温め、翌日に疲れを残さないようにしたいですね。
もうすぐクリスマスですね。
四季を楽しみ、古き良き伝統行事等を大切にする気持ちは、いつまでも持ち続けたいと思うのと同時に若い世代に伝えていきたいものですね。もうすぐクリスマスです。校内にもクリスマスの装飾が見られます。日々の生活の中に行事のアクセントが加わると、それだけで生活が豊かになる気がしませんか?
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