2021年1月の記事一覧

情けは人のためならず

〇正解「他人に情けをかけておくと、それがいつか自分のためになる」

✖誤り「他人に情けをかけて助けてやることは、その人のためにならない」

 誤った解釈をしている人はいませんか?学校は集団生活の場。小さな社会。多くの人と関わり、協力し、みんなが気持ちよく生活しながら互いを高めあえる場です。自分のことだけでなく、他者を思いやり、声掛けし、困っている仲間に手を差し伸べることができれば、自分が困ったときに誰かが助けてくれる。互いを認め、助け合える居心地の良いクラス、学年、学校でありたいですね。

新型コロナウィルス:症状の違い(あくまでも参考です)

 都内での感染者数が1000人を切り始めましたね。しかし数字に一喜一憂することなく、私たち一人一人ができること、学校としてできることを粛々と実施していくことに変わりはありません。また、インフルエンザの流行期、花粉症の時期になり、新型コロナウィルスの感染症状との違いが分かりづらいという話をよく耳にします。あくまでも参考ですが、比較表を発見したのでアップします。(念を押しますが、あくまでも参考程度にお願いします)

 こちらをタップしてください → 新型コロナウィルスとインフルエンザ等との症状の違い.pdf

バランスの良い食事って?

 感染症に負けない体づくり、受験に向けた健康保持、何事も頑張るためには元気な体と心が必要です。健康保持のために欠かせないのがバランスの良い食事。では、バランスの良い食事って?中学生は家庭科で習っていると思います。保護者の方は是非、子どもたちに聞いてみてください。

【バランスの良い食事】人の体に必要なすべての栄養素が過不足なくとれる食事

【三大栄養素】①炭水化物(糖質) → ご飯、パン、麺類等

       ②脂質 → 油、バター等

       ③たんぱく質 → 肉、魚、卵、豆等

【五大栄養素】①②③にビタミン、ミネラルが加わります。

 この五大栄養素に食物繊維が加わると、とてもよいバランスになるようですね。

「御の字(おんのじ)」の本当の意味は・・・

 「出費がこの程度で済めば御の字(おんのじ)だ」などという時の御の字。「御身」や「御礼」のように、実は「御」の字をつけて呼ぶべきほどの大いにありがたいものという意味なんです。しかし、その意味を「一応納得できる。まあまあだ。」と誤解している人はいませんか?「70点を取れれば御の字だ」という場合、「70点で大満足」というのが本来の意味になるんです。3年生にとっての「御の字」は、さて何点だろう?

一月の旬④・・・れんこん

 一月の旬シリーズ第4弾は「れんこん」です。れんこんは穴が開いていることから「将来が見通せる」として縁起が良いとされ、お祝いの料理に使われることが多い食材なんです。風邪を予防するビタミンCが豊富なので、寒い冬にぴったりの根菜と言えますね。

1/22(金)私立入試集中日。天気や気温が気になります。

 1/22(金)私立入試集中日。この3日間は天気が気になります。感染症拡大防止対策で試験会場はおそらく寒いくらいでしょうから、気温は大丈夫か?雨や雪で電車に影響は出ないのか?心配したらきりがないのですが、どのような状況になってもいいように、時間にゆとりをもって、併せて心にもゆとりをもって臨んでほしいものです。

 ・1/22(金) 曇り時々晴れ 最高気温12℃

 ・1/23(土) 曇り時々雨  最高気温  8℃

 ・1/24(日) 雪      最高気温  6℃

心と体を動かす12色①・・・赤

 私たちの身の回りには色があふれています。実は「色」には様々な効果があることも知られていますね。TPOに応じて色を使い分けして、心を整えてみるのもいいのでは?

【赤】

 ・気持ちを前向きにする効果がありますが、とても強い色なので気持ちが弱っているときは避けたい色です。

【人に与える印象】プラス面のみ

 ・情熱的 ・リーダーシップ ・行動力がある 

「うる覚え」?「うろ覚え」?

 今週末から私立高校の受験集中日に突入します。3年生には今まで勉強してきた成果を存分に発揮してもらいたいものです。しかし気になるのは勉強したことがしっかり定着しているかということ。「うろ覚え」では心配です。ん?「うる覚え」?「うろ覚え」?どちらが正しいのでしょう?

 正解は「うろ覚え」です。間違って使っていた人はいませんか?せっかくなのでこれを機に覚えておいてくださいね。

大寒(だいかん)一月二十日頃

 大寒(だいかん)は一年で最も寒い時期です。大寒の朝に汲んだ水は一年間腐らないと言われるほど雑菌が少ないようで、この頃に味噌や醤油、酒などが仕込まれるんだそうです。大寒の朝は水を1杯お腹に取り込み、清らかなパワーをもらいたいものです。余談ですが、朝一番のお水や白湯は、飲んだ時に胃までスーッと届くのがわかりますね。

一月の旬③・・・ごぼう

 一月の旬第3弾はごぼうです。皮のすぐ下にポリフェノールなどの栄養素が多く含まれているので、皮はむかずにたわしなどでこすり洗いするだけにします。世界的には薬用として用いられていて、食用にしているのは日本とアジアのごく一部の地域だけのようです。

色々な「雪」の呼び名

 先日、「みぞれ」が降りましたね。ここ川口は年に何度も雪が降ることがないため、少々ウキウキしてしまいます。そんな「雪」には色々な呼び名があります。皆さんはいくつご存じでしょう?

 「風花(かざはな)」  →風に舞う花のようにちらちら降る雪。山に積もった雪が

              風に飛ばされて舞う現象も同じです。

 「粉雪(こなゆき)」  →粉のようにサラサラした雪。

 「ぼたん雪」      →ぼたんの花びらのように大きな雪。

 「ざらめ雪」      →解けたり凍ったりしてできる粗い雪。(路面)

 「垂り雪(しずりゆき)」→木の枝などから落ちる雪。

1月15日は「小正月(こしょうがつ)」

 1月15日は「小正月(こしょうがつ)」といいます。昔はお正月に忙しく働いたお嫁さんが一息ついて里帰りする日だったそうです。今も残る風習としては、「朝にお餅が入ったあずきがゆを食べる」というもので、邪気を払い、無病息災を願って食べるようです。

一月の旬②・・・ブリ

 一月の旬シリーズ第2弾は鰤(ブリ)です。脂ののった寒ブリは、煮ても、焼いても、しゃぶしゃぶでも、生でもおいしいですね。お正月のお節料理にも欠かせない食材です。ブリは成長とともに呼び名が変わる「出世魚(しゅっせうお)」で、発育途中を「ハマチ」、大きくなると「ブリ」と呼びます。ただ、天然物を「ブリ」、養殖物を「ハマチ」ということもあるようです。出世魚にあやかり、子どもたちが健やかに成長しますように・・。

一月の旬①・・・ほうれん草

 一月の旬シリーズ第①弾です。ほうれん草は鉄分たっぷり。さらに鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富に含んでいます。特にこの時期は、主に関東から東北地方で栽培される「ちぢみほうれん草」がおすすめのようです。寒さで葉が縮み、栄養がぎゅっと凝縮されて、甘みもあるとのことですよ。

一生のうちに迎える「通過儀礼」

 1/11は「成人の日」でしたね。成人の日をはじめ、日本人の一生には様々な行事があり、それらを「通過儀礼」といいます。その一つに「長寿のお祝い」というものがあります。年齢に応じてお祝いをするんですが、名称に意味があって面白いんですよ。

・60歳:還暦(かんれき)

・70歳:古希(こき)

・77歳:喜寿(きじゅ)喜→㐂(略字)七が重ねて見えることから

・80歳:傘寿(さんじゅ)傘→「八」+「十」に見えることから

・88歳:米寿(べいじゅ)米→「八十八」に見えることから

・90歳:卒寿(そつじゅ)卒→卆(略字)「九」と「十」に見えることから

・99歳:白寿(はくじゅ)「百」から「一」をとると「白」になることから

・100歳:百賀(ひゃくが、ももが)

 

鏡開き(1月11日)

 11日は「鏡開き」を行う日です。お正月の間にお供えしていた鏡餅を割り、無病息災を願って食べます。お供えに刃物を向けるのは縁起が悪いとして、包丁を使わずに木槌(きづち)を使って割ります。しかし、「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が使われているんですよ。私は「おしるこ」にして食べたいですね。

縁起物(えんぎもの)・・・絵馬

 お正月の破魔矢(はまや)やお守りなど、幸運の願いを込める品物を「縁起物」といいますね。緊急事態宣言が発令されましたが、一人ひとりの行動が大きな力となって今年こそ感染症が収束しますように・・・。

【絵 馬】

 板に願い事や願いが叶ったお礼を書いて寺社に奉納します。もともとは寺社に馬を奉納していたものが次第に馬の像に変わり、それが様々な動物の絵が描かれている現在の形となったようです。

1月7日は「人日(じんじつ)の節句」<七草がゆ>

 本日1月7日は「人日(じんじつ)の節句」といって、雛祭りや七夕などと並ぶ五節句の一つです。この日に「春の七草」が入ったおかゆ「七草がゆ」を食べます。「七草がゆ」を食べ無病息災を祈る習慣がありました。お正月にごちそうを食べ、疲れた胃を休める意味もありそうですね。

【春の七草】

 セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

「十二支(じゅうにし)」って?

 子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)が十二支にあてられた動物なのはご存じですね?12歳差の人と会うと「ひと回り違うね」などと言ったりします。今年は「丑」年です。ゆっくりでも堅実に物事を進めていける年となりますように。

 余談ですが、この十二支の順番がどのように決まったのか(言い伝えのようなもの)を記します。

「元日の朝にあいさつに来たものから順に12番目までを干支にすると神様に言われた動物たち。歩くのが遅い牛は前日から出発。ネズミはその牛の背中に乗ってゴール直前に飛び降り1位でゴール。続いて牛、トラ・・・・と続きます。十二支に入れなかった猫は、ネズミに嘘の日程を教わったため、翌日にゴール。神様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われたことから、猫は顔を洗うようなしぐさをするようになったとのことです。