学校ブログ
3月11日・東日本大震災から10年
本日3/11(木)東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から10年が経過します。住宅の再建やまちづくりなど、目に見える形での復興は一定の進展があったものの、福島県を中心に全国で今も4万人以上が避難生活をしている現状を私たちも知っておく必要があります。
本日14:46追悼の意を込めて黙祷を捧げます。私たちはあらためて「教訓」「学び」「実践」を全員で考えます。
「教訓」「学び」「実践」
三月の旬①・・・ふき
三月の旬シリーズ第1弾は「ふき」です。ほろ苦い独特の風味がやみつきになりますね。収穫後、時間がたつにつれてあくが強くなるので注意が必要です。下処理の段階で「板ずり」をすると皮がむきやすくなり、緑色もより鮮やかになるそうです。
「イケボ」ってどんな意味?
3/8(月) 音楽の時間に歌のテストを行っていました。(ディスタンスはしっかりとっています)それを聞いていて、つい「校長先生も歌わせてください」と飛び入りしてしまいました。教科書を見ながら歌ったものの、途中で歌詞を見失ってしまいました。しかし、すぐに女子生徒が小さな声で口ずさんでくれたんです。その優しさがとても嬉しかったです。ありがとう。授業後に音楽の深谷先生から聞いたんですが、子どもたちが「校長先生はイケボだ」と言っていたそうです。「イケボ」?どうやら「イケメンボイス」の略で「声がイケメン」ということのようです。
食べられる草花を紹介
春になるとちょっと散歩しただけで、道端のたんぽぽなどの可愛らしい草花に出会うことができますね。その中には食べられるものもあり、調理することで美味しくいただけるものもあるんです。
〇つくし:甘辛く煮て卵でとじる
〇よもぎ:衣をつけて天ぷらにする
〇たんぽぽ:葉をよく洗って生サラダにする
3月5日・啓蟄(けいちつ)
啓蟄(けいちつ)は二十四節気の一つです。ニュースでは耳にすることがありますが、なかなか使わない言葉ですね。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「冬眠している虫」という意味です。だんだんと暖かくなり、草木が芽吹き始め、土の中で冬ごもりしていた虫たちが地上に出てくる時期を表した言葉です。
花壇整備(学校応援団さん)ありがとうございます。
学校応援団の方々が職員玄関横の花壇整備を行ってくれています。ありがとうございます。今回はパンジーを植えてくれました。生徒の皆さんの登校時に色とりどりのパンジーが出迎えてくれますよ。
三月三日・上巳(じょうし)の節句<雛祭り>
三月三日は雛祭り。雛人形を飾り、女の子の幸せと健やかな成長を願ってお祝いをする日ですね。色鮮やかな十二単(じゅうにひとえ)をまとったお雛様を飾り、雛あられを食べ、ノンアルコールの甘酒を飲んで大人の仲間入りの気分を味わったりします。現在は住宅事情もあることから、7段飾りのような豪華なものからお内裏様とお雛様だけを飾る方も増えているとか?
三月・弥生(やよい)
三月を弥生(やよい)というのは、木や草が生い茂る「木草弥生月(きくさいやおいづき)」からきていると言われています。他に「花見月(はなみづき)」、「桜月(さくらづき)」、また旧暦の3月は竹が黄ばんで落葉することから「竹の秋」、「竹秋(ちくしゅう)」などとも呼ばれるそうです。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」から
昨日2/28(日)の「青天を衝け」を見ていて改めて感じました。偉人を育てた人々はどんな方たちだったのかと。昨日の話の中で栄一が大きく成長する場面がありましたが、それは父親や母親の子どもへの関わり方、育て方がもたらした当然の結果だったように思います。父親が常に「やって見せ」「栄一に言って聞かせます」。母親の後押もあり「栄一に大役を務めませます」。栄一の行動の結果を「父親がしっかりと褒め」、栄一は全身で喜びを表したんです。人を育てるにはやはり「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」ということなんだなぁと感じました。
準備7割当日3割
何事も事前の準備がとても大切。本番を迎えるまでにどれだけ準備をしてきたかが大切。しっかりとした準備は「自信」と「余裕」をもたらしてくれます。そして、その「自信」と「余裕」が当日の余計な緊張感を軽減します。だから3割程度の力を出す気持ちで臨めるんです。
漢字クイズ
皆さんは「読む」ことはできても、「書く」こととなるとちょっと・・・、という漢字が意外にあったりしませんか?いくつか紹介しますので、挑戦してみてください。
①にわとり ②うさぎ ③たぬき ④さる ⑤くじゃく
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①鶏 ②兎 ③狸 ④猿 ⑤孔雀
どれだけ書けたでしょうか?私はうさぎが全く書けませんでした。
大阪・兵庫・京都の3府県知事が緊急事態宣言の解除要請(28日を目途に)
来月7日までの緊急事態宣言について、大阪、兵庫、京都の3府県の知事が西村経済再生担当大臣と会談し、新規の陽性者数が減少するなど状況が改善されたとして、期限を前倒しして今月28日をめどに解除するよう共同で要請しました。しかし、首都圏にあたるここ「埼玉」は前倒しの解除はなさそうです。引き続き感染拡大防止対策に努め、緊急事態宣言解除後も、段階的に措置は緩めても気は緩めずに生活したいものです。
桜梅桃李(おうばいとうり)
2/21(日)は20度を超える温かさでしたね。芝中学校の梅が満開に近いくらいに咲き誇っています。春の訪れは、新しいスタートを感じさせてくれるとともに、「出会い」と「別れ」の季節であることも・・・。ここで思い出す言葉が「桜梅桃李(おうばいとうり)」です。実は私が尊敬する人物から送られた言葉でもあります。意味は「桜、梅、桃、李(すもも)、それぞれが独自の美しい花を咲かせるように、他人と自分を比べることなく、個性を磨こう」ということなんですよ。
音楽は様々なシーンの彩(いろどり)
中学校の授業でも学習している「音楽」。音楽は様々なシーンに欠かせない彩のようだと思います。過去を振り返った時、思い出のシーンとともに音楽が蘇ります。楽しいとき、嬉しいとき、苦しいとき、つらいとき、シーンは様々ですが音楽はその時々(人生の節目など)に彩を添えてくれているんです。卒業式でもいくつかの歌(音楽)を歌いますね。その歌(音楽)が卒業式に彩を添えてくれます。
二月の旬③・・・金柑(きんかん)
二月の旬シリーズ第3弾は「金柑(きんかん)」です。のどの炎症を鎮めたり、咳を止める効能があり、のど飴によく使われていますね。また、ビタミンCも豊富で風邪の予防にぴったりです。昔は「風邪がはやると金柑が売れる」と言われていました。皮ごと食べられるので栄養を丸ごといただけますよ。
歌の言葉を解読②・・・「さざれいし」「いわお」
国歌「君が代」の歌詞にある「さざれいし」を漢字で書くと「細石」、「いわお」は「巌(大きな岩)」です。「細石の巌と成りて苔の生すまで」となり、小石が集まって大きな岩となり、そこに苔が生えるまでの長い時間という意味になるんです。難しい表現ですが、意味を知ることでさらに情感を込めて歌うことができますね。
2/15(月)大きな虹が架かりました
昨日2/15(月)は雨が降ったりやんだり、風が強かったりと非常に過ごしづらい状況でしたが、16時30分ころからでしょうか?大きな虹が架かっていました。なんだかモヤモヤした気持ちを吹き飛ばし、これから良いことが起こりそうな気にさせてくれました。芝中生のみんなも見られたかなー。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」がスタート
2/14(日)NHK大河ドラマ「青天を衝け」がスタートしました。このドラマは、若き心で挑戦を続けた日本資本主義の父・渋沢栄一氏の生涯を描いています。新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」氏です。 約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」。 晩年は民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています。幕末から明治へ。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝つくかのように高い志を持って未来を切り開きました。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢は、生涯青春の人でした。埼玉県出身の偉人でもあることから、是非、興味・関心を持ちたいものですね。
二月の旬②・・・小松菜
二月の旬シリーズ第2弾は「小松菜」です。カルシウム、鉄分、ビタミンA、B1、B2、C、カリウム、食物繊維など栄養たっぷりの緑黄色野菜の一つです。ほうれん草と見た目は似ていますが、カルシウムはほうれん草の約5倍もあるんですよ。あくが少ないのもありがたいですね。
学校応援団さんからのメッセージ
コロナ禍における医療従事者の方々への感謝の想いはみんなが持ち続けたい想いです。併せて、東日本大震災における医療従事者の方々の活躍を書籍で振り返ったことで、より一層感謝の想いが強まり、医療の大切さを痛感されています。私たちもこのメッセージから今一度、医療従事者の方々への感謝の気持ちを忘れずに、日々を大切に過ごしたいものです。
歌の言葉を解読①・・・仰げば尊し
卒業式で広く歌われてきた「仰げば尊し」ですが、言葉の意味が分かりづらいものがあります。「いととし」「わかれめ」について解読します。
「いととし」・・・✖愛おしい 〇非常に早いという意味
思えばいととしこの年月 → 思い返せば月日が流れるのは非常に早かった
「わかれめ」・・・✖分かれ目 〇別れよう
いまこそわかれめ → 今まさに別れよう
言葉の意味をしっかりと捉えることで、様々な思いを歌に乗せることができますね。
初音(はつね)
鳥や虫がその年に初めて鳴く声のことを初音(はつね)といいます。都会でもこの季節に外を歩いていると「ホーホケキョ」というウグイスの優雅なさえずりが聞こえてくることがありますね。「春がきたよ」と告げられているようでなんだか嬉しくなったりします。いつも言うことですが、いろいろなことで季節を楽しむ心の余裕を持ちたいものです。ウグイスは別名で「春告鳥(はるつげどり)」と言われています。
2/8(月)学校応援団さんが外バスケコート脇を整備してくれています。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、学校応援団さんが外バスケコート横の落ち葉をきれいにしてくれています。以前は雑草が伸び放題だったのですが、今ではすっかりきれいに。いつも気にかけてくださり感謝です。
2月8日「針供養」
「針供養」とは、日頃から針を使っている人が、この日は針仕事を休み1年間お世話になった古い針や折れた針を寺社に納めて供養し、裁縫の上達を願う行事のことです。その昔、ミシンがない時代、針仕事は毎日欠かせない仕事だったんです。針供養の風習から、道具に感謝し、道具を大切にしていたことが伝わってきますね。使い捨てが多くなった時代ですが、少し高くても手入れをして、愛着を持って、長く使える物に目を向けてみてはいかがでしょう?
二月の旬①・・・ワカサギ
二月の旬シリーズの第1弾は「ワカサギ」です。湖に張った厚い氷に穴をあけ釣り糸を垂らすワカサギ釣りはこの季節の風物詩ですね。てんぷらや南蛮漬けにするととても美味しいです。骨ごと食べられるので、カルシウムもたっぷりとることができます。
いろいろな風の名前
2/3は「立春」でしたね。立春は春の始まりです。また、立春は二十四節気の一番初めの節です。旧暦ではこの立春から新しい年がスタートすると考えられていたようです。この時期に吹く「春一番」が春を連れてきてくれると思うと少しわくわくしますね。今日は「春一番」他風の名前を紹介します。
「春一番(はるいちばん)」立春から春分の間に初めて吹く強い風
「花信風(かしんふう)」花が咲くのを知らせる風。春の日に吹くそよ風。
「黒南風(くろはえ)」どんより曇った梅雨の頃に吹く風。
「薫風(くんぷう)」初夏に新緑の間を吹き抜け、若葉の香りを漂わせる快い風。
「野分(のわき)」台風のこと。草木をなぎ倒すほどの強い風。
「空っ風(からっかぜ)」雨や雪を伴わない乾燥した冷たい強風。
「木枯らし(こがらし)」初冬に吹く木の葉を散らして枯れ木にしてしまうような冷たい風。
「おろし」山から吹きおろす冷たい冬の強風。(富士おろし、六甲おろし等)
節分に関わるお話
2月2日は124年ぶりに例年より1日早い節分でしたね。私もうっかりしており、節分は2月3日と思い込んでいました。立春の前日が「節分」。立春が変われば節分も変わるんですね。では、節分に関わるお話を紹介します。
〇「恵方巻」・・・節分の日に食べると縁起がいいとされる太巻きずし。その年の「恵方」を向き、無言で一気に食べるのが決まりです。江戸時代末期に大阪で始まった風習とされており、全国に広まったのは2000年代に入ってからです。
〇「節分イワシ」・柊の小枝に焼いたイワシの頭を刺して玄関付近に飾ります。柊のトゲが鬼の目を刺し、イワシの臭いにおいが鬼を追い払うのだそうです。ちなみに、給食でもイワシを使った料理がふるまわれました。
梅の花
もうすぐ立春を迎えます。しかし、まだまだ寒く、昨日はみぞれが降るなど春だなんてとても思えないですね。動植物が寒さにじっと耐える中、他の花に先駆けて咲くのが梅です。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」(松尾芭蕉)
梅の花が一輪、また一輪と咲くにつれて少しずつ暖かくなる、そんなそんな情景を詠んだ句です。梅は厳しい寒さの中で花を咲かせることから、困難な状況でも笑顔を絶やさない人に例えられたりします。梅の花を見習って、どんな時も笑顔を忘れないでいたいなと思います。
二月・如月(きさらぎ)
まだ寒いので、衣を更に着ることから「衣更着(きさらぎ)」となったとする説、草木が生え始めるので「生更木(きさらぎ)」、草木の芽が張り出すので「草木張り月(くさきはりづき)」が転じてなったとする諸説があります。
情けは人のためならず
〇正解「他人に情けをかけておくと、それがいつか自分のためになる」
✖誤り「他人に情けをかけて助けてやることは、その人のためにならない」
誤った解釈をしている人はいませんか?学校は集団生活の場。小さな社会。多くの人と関わり、協力し、みんなが気持ちよく生活しながら互いを高めあえる場です。自分のことだけでなく、他者を思いやり、声掛けし、困っている仲間に手を差し伸べることができれば、自分が困ったときに誰かが助けてくれる。互いを認め、助け合える居心地の良いクラス、学年、学校でありたいですね。
新型コロナウィルス:症状の違い(あくまでも参考です)
都内での感染者数が1000人を切り始めましたね。しかし数字に一喜一憂することなく、私たち一人一人ができること、学校としてできることを粛々と実施していくことに変わりはありません。また、インフルエンザの流行期、花粉症の時期になり、新型コロナウィルスの感染症状との違いが分かりづらいという話をよく耳にします。あくまでも参考ですが、比較表を発見したのでアップします。(念を押しますが、あくまでも参考程度にお願いします)
こちらをタップしてください → 新型コロナウィルスとインフルエンザ等との症状の違い.pdf
バランスの良い食事って?
感染症に負けない体づくり、受験に向けた健康保持、何事も頑張るためには元気な体と心が必要です。健康保持のために欠かせないのがバランスの良い食事。では、バランスの良い食事って?中学生は家庭科で習っていると思います。保護者の方は是非、子どもたちに聞いてみてください。
【バランスの良い食事】人の体に必要なすべての栄養素が過不足なくとれる食事
【三大栄養素】①炭水化物(糖質) → ご飯、パン、麺類等
②脂質 → 油、バター等
③たんぱく質 → 肉、魚、卵、豆等
【五大栄養素】①②③にビタミン、ミネラルが加わります。
この五大栄養素に食物繊維が加わると、とてもよいバランスになるようですね。
「御の字(おんのじ)」の本当の意味は・・・
「出費がこの程度で済めば御の字(おんのじ)だ」などという時の御の字。「御身」や「御礼」のように、実は「御」の字をつけて呼ぶべきほどの大いにありがたいものという意味なんです。しかし、その意味を「一応納得できる。まあまあだ。」と誤解している人はいませんか?「70点を取れれば御の字だ」という場合、「70点で大満足」というのが本来の意味になるんです。3年生にとっての「御の字」は、さて何点だろう?
一月の旬④・・・れんこん
一月の旬シリーズ第4弾は「れんこん」です。れんこんは穴が開いていることから「将来が見通せる」として縁起が良いとされ、お祝いの料理に使われることが多い食材なんです。風邪を予防するビタミンCが豊富なので、寒い冬にぴったりの根菜と言えますね。
1/22(金)私立入試集中日。天気や気温が気になります。
1/22(金)私立入試集中日。この3日間は天気が気になります。感染症拡大防止対策で試験会場はおそらく寒いくらいでしょうから、気温は大丈夫か?雨や雪で電車に影響は出ないのか?心配したらきりがないのですが、どのような状況になってもいいように、時間にゆとりをもって、併せて心にもゆとりをもって臨んでほしいものです。
・1/22(金) 曇り時々晴れ 最高気温12℃
・1/23(土) 曇り時々雨 最高気温 8℃
・1/24(日) 雪 最高気温 6℃
心と体を動かす12色①・・・赤
私たちの身の回りには色があふれています。実は「色」には様々な効果があることも知られていますね。TPOに応じて色を使い分けして、心を整えてみるのもいいのでは?
【赤】
・気持ちを前向きにする効果がありますが、とても強い色なので気持ちが弱っているときは避けたい色です。
【人に与える印象】プラス面のみ
・情熱的 ・リーダーシップ ・行動力がある
「うる覚え」?「うろ覚え」?
今週末から私立高校の受験集中日に突入します。3年生には今まで勉強してきた成果を存分に発揮してもらいたいものです。しかし気になるのは勉強したことがしっかり定着しているかということ。「うろ覚え」では心配です。ん?「うる覚え」?「うろ覚え」?どちらが正しいのでしょう?
正解は「うろ覚え」です。間違って使っていた人はいませんか?せっかくなのでこれを機に覚えておいてくださいね。
1/19(火)学校応援団さんからのメッセージ
誰もがなりたくて感染したわけじゃない。万が一の時はその人の回復を願い、その人が気持ちよく戻ってこられる場所を作ってあげたいですね。
大寒(だいかん)一月二十日頃
大寒(だいかん)は一年で最も寒い時期です。大寒の朝に汲んだ水は一年間腐らないと言われるほど雑菌が少ないようで、この頃に味噌や醤油、酒などが仕込まれるんだそうです。大寒の朝は水を1杯お腹に取り込み、清らかなパワーをもらいたいものです。余談ですが、朝一番のお水や白湯は、飲んだ時に胃までスーッと届くのがわかりますね。
一月の旬③・・・ごぼう
一月の旬第3弾はごぼうです。皮のすぐ下にポリフェノールなどの栄養素が多く含まれているので、皮はむかずにたわしなどでこすり洗いするだけにします。世界的には薬用として用いられていて、食用にしているのは日本とアジアのごく一部の地域だけのようです。
色々な「雪」の呼び名
先日、「みぞれ」が降りましたね。ここ川口は年に何度も雪が降ることがないため、少々ウキウキしてしまいます。そんな「雪」には色々な呼び名があります。皆さんはいくつご存じでしょう?
「風花(かざはな)」 →風に舞う花のようにちらちら降る雪。山に積もった雪が
風に飛ばされて舞う現象も同じです。
「粉雪(こなゆき)」 →粉のようにサラサラした雪。
「ぼたん雪」 →ぼたんの花びらのように大きな雪。
「ざらめ雪」 →解けたり凍ったりしてできる粗い雪。(路面)
「垂り雪(しずりゆき)」→木の枝などから落ちる雪。
1月15日は「小正月(こしょうがつ)」
1月15日は「小正月(こしょうがつ)」といいます。昔はお正月に忙しく働いたお嫁さんが一息ついて里帰りする日だったそうです。今も残る風習としては、「朝にお餅が入ったあずきがゆを食べる」というもので、邪気を払い、無病息災を願って食べるようです。
一月の旬②・・・ブリ
一月の旬シリーズ第2弾は鰤(ブリ)です。脂ののった寒ブリは、煮ても、焼いても、しゃぶしゃぶでも、生でもおいしいですね。お正月のお節料理にも欠かせない食材です。ブリは成長とともに呼び名が変わる「出世魚(しゅっせうお)」で、発育途中を「ハマチ」、大きくなると「ブリ」と呼びます。ただ、天然物を「ブリ」、養殖物を「ハマチ」ということもあるようです。出世魚にあやかり、子どもたちが健やかに成長しますように・・。
一月の旬①・・・ほうれん草
一月の旬シリーズ第①弾です。ほうれん草は鉄分たっぷり。さらに鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富に含んでいます。特にこの時期は、主に関東から東北地方で栽培される「ちぢみほうれん草」がおすすめのようです。寒さで葉が縮み、栄養がぎゅっと凝縮されて、甘みもあるとのことですよ。
一生のうちに迎える「通過儀礼」
1/11は「成人の日」でしたね。成人の日をはじめ、日本人の一生には様々な行事があり、それらを「通過儀礼」といいます。その一つに「長寿のお祝い」というものがあります。年齢に応じてお祝いをするんですが、名称に意味があって面白いんですよ。
・60歳:還暦(かんれき)
・70歳:古希(こき)
・77歳:喜寿(きじゅ)喜→㐂(略字)七が重ねて見えることから
・80歳:傘寿(さんじゅ)傘→「八」+「十」に見えることから
・88歳:米寿(べいじゅ)米→「八十八」に見えることから
・90歳:卒寿(そつじゅ)卒→卆(略字)「九」と「十」に見えることから
・99歳:白寿(はくじゅ)「百」から「一」をとると「白」になることから
・100歳:百賀(ひゃくが、ももが)
鏡開き(1月11日)
11日は「鏡開き」を行う日です。お正月の間にお供えしていた鏡餅を割り、無病息災を願って食べます。お供えに刃物を向けるのは縁起が悪いとして、包丁を使わずに木槌(きづち)を使って割ります。しかし、「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が使われているんですよ。私は「おしるこ」にして食べたいですね。
縁起物(えんぎもの)・・・絵馬
お正月の破魔矢(はまや)やお守りなど、幸運の願いを込める品物を「縁起物」といいますね。緊急事態宣言が発令されましたが、一人ひとりの行動が大きな力となって今年こそ感染症が収束しますように・・・。
【絵 馬】
板に願い事や願いが叶ったお礼を書いて寺社に奉納します。もともとは寺社に馬を奉納していたものが次第に馬の像に変わり、それが様々な動物の絵が描かれている現在の形となったようです。
1月7日は「人日(じんじつ)の節句」<七草がゆ>
本日1月7日は「人日(じんじつ)の節句」といって、雛祭りや七夕などと並ぶ五節句の一つです。この日に「春の七草」が入ったおかゆ「七草がゆ」を食べます。「七草がゆ」を食べ無病息災を祈る習慣がありました。お正月にごちそうを食べ、疲れた胃を休める意味もありそうですね。
【春の七草】
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ
「十二支(じゅうにし)」って?
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)が十二支にあてられた動物なのはご存じですね?12歳差の人と会うと「ひと回り違うね」などと言ったりします。今年は「丑」年です。ゆっくりでも堅実に物事を進めていける年となりますように。
余談ですが、この十二支の順番がどのように決まったのか(言い伝えのようなもの)を記します。
「元日の朝にあいさつに来たものから順に12番目までを干支にすると神様に言われた動物たち。歩くのが遅い牛は前日から出発。ネズミはその牛の背中に乗ってゴール直前に飛び降り1位でゴール。続いて牛、トラ・・・・と続きます。十二支に入れなかった猫は、ネズミに嘘の日程を教わったため、翌日にゴール。神様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われたことから、猫は顔を洗うようなしぐさをするようになったとのことです。
「七福神」って?
「七福神」という名称はよく耳にしますね。でも、全員の名前を言おうと思うと出てこなかったり・・・。宝船に乗って幸運を運んでくると言われる神様の名前を紹介します。
〇恵比寿(えびす):釣り竿と鯛を持つ。漁業・農業・商売繁盛の神。
〇大黒天(だいこくてん):打ち出の小づちを持つ。財宝・福徳・食物の神。
〇毘沙門天(びしゃもんてん):唯一の武将姿。災難・厄除けの神。
〇弁財天(べんざいてん):紅一点。美・学問・音楽・芸術の神。
〇福禄寿(ふくろくじゅ):長い頭とあごひげを持つ。福徳・人徳・長寿の神。
〇寿老人(じゅろうじん):鹿を連れている。健康・長寿・幸福の神。
〇布袋(ほてい):大きな袋を持ち、笑顔を絶やさない。開運・夫婦円満・子宝の神。