修了式式辞

【修了式式辞】 R5.3.24(金) 全校対面式
 みなさん、おはようございます。令和 4 年度の1年間の学校生活が今日で終了します。目を閉じて1年間を振り返ってみてください。どんな場面が思い出されますか?①入学式②部活動③委員会活動④体育祭⑤合唱コンクール⑥校外学習⑦三送会⑧卒業式、どれも本来に近い形で、または新たな取り組みとして実施することができ、一人ひとりの心に刻まれ、一人ひとりの成長につながる大切な活動だったと思います。先日、世界一となった侍ジャパンのチームワークと同様に、君たちの力で、そして芝中を学年を超えたチームワークの良さで市内一、いや日本一の学校にしてほしいと思いっています。
 さて、1年生。4月から君たちは先輩になります。先輩として後輩を育てる意識を持ってください。人を育てる極意は「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」です。 
 2年生。4月から君たちは最上級生です。下級生から尊敬される先輩であってください。君たちの行動を、その背中を後輩はいつも見ています。校訓である「剛毅不屈」志をもってくじけない姿を見せてください。
 それでは最後に春休みを向かえるにあたり、3点お話しをします。
 1点目、困ったことや悩んでいることがあったらいつでも相談してほしいということです。休み中でも先生方は親身になって君たちの相談にのってくれます。一人で抱え込まずに相談をしてください。今日渡される通知表の所見欄を見てください。先生は君たち一人ひとりを理解し、しっかりと君たちの支えてくれています。
 2点目、休み中も芝中生であることを自覚し、芝中生としての誇りをもって生活をしてください。君たちは自分たちが想像する以上に地域の人たちに見守られています。地域の人たちは君たちの事を地域の宝、うちの地域の芝中生として見ています。私生活においても流石芝中生!と言われるような行動をしてください。地域の人たちも誇らしく思える芝中生であってください。
 3点目、交通事故に気をつけること。友だち同士で行動していると楽しさのあまり注意力が散漫になります。自転車に乗っている時も徒歩で行動する時も、慌てず、時間に余裕をもって、周囲に目と気を配りながら行動し、交通ルールをしっかり守ること。命とは自分自身で絶っていいものでも、誰かに奪われていいものでもない。命はその最後までを全うするものなんです。
 さあ、4月からは学校生活におけるマスクの着用は必要なくなり、新しい制服に身を包んだ新入生も入学してきます。4月10日、芝中生全員が新たな気も持ち、希望を持って、元気な顔を見せてくれると信じています

春休みを迎えるにあたって(メッセージ)

 長期休業を迎えるにあたって、芝中生にメッセージを送ります。令和5年度新学期をみんなの笑顔という花いっぱいに迎えましょう!

 こちらをタップしてください → R5.3 校長メッセージ(芝中).pdf

学年末保護者会あいさつ

【令和4年度 第3学期末保護者会 校長あいさつ】R5.3.17(金) 動画配信
 保護者会に先立ちまして、校長である佐久間より一言ごあいさつ申し上げます。本日は、ご多忙中にもかかわらず、期末保護者会にご参会いただき誠にありがとうございます。3学期を含め、今年度も新型コロナウィルスが終息しない中での教育活動でしたが、これまでの経験を活かし、ニューノーマル(新しい常識)という意識のもと、工夫をし、新たな形としながら多くの学校行事等を行うことができました。これも一重に、保護者の皆様のご理解、ご協力があってこそのものと、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
さて、それでは私から2点お話をさせていただきます。
 1点目は「3学期の2つの大きな行事」についてです。一つ目は「校外学習」です。1年生は上野公園、2年生は鎌倉を舞台に班活動を行いました。事前学習を入念に行う中で、子どもたちの中の自治力を高め、学校生活の向上にもつながる取組を行いました。その結果、3年生になった時に行う修学旅行をイメージし、それぞれの学年の目標をしっかりと達成することができました。子どもたちのたくさんの笑顔から、この校外学習がかけがえのない体験となり、よき思い出に残るものとなったと信じています。二つ目は「三年生を送る会」です。6組では普段の学校生活で起きる奇跡を再現チしたャレンジ動画やサイリウムを使ったダンス、トーンチャイム演奏を使った演奏、1年生ではロックソーラン節や合唱を披露し、2年生では部活動メッセージや創作ダンス、合唱を披露するなど、卒業生から大きな歓声と拍手をもらいました。卒業生のために、時間のない中でも感謝を込めて作り上げたそれぞれの学年の出し物の完成度の高さは、1,2 年生全員の成長の証と言っても過言ではありません。
 2点目は、「3つの大きな改革」についてです。①「新制服の導入」をはじめとする「性の多様性への対応」です。現在、国は様々な性の在り方、いわゆる「性の多様性」を認め、差別なく、すべての人が幸せに暮らせる世の中の構築を進めています。このことを踏まえ、文部科学省より学校教育においても性の多様性に対応した教育を行うことが示されています。そこで、本校では令和4年度1年生から男女混合名簿とし、入学式は男女混合の列で式に臨みました。令和5年度からは全校で混合名簿とした上、集会や式典等においても男女混合の列を作ることになります。また、男女分け隔てなく使用できる多目的トイレの設置も検討しているところです。このような対応を進める中、本校の制服も女子はセーラー服、男子は詰襟学生服といった性を限定するものから、夏服は男女同形のポロシャツ、冬服は男女同形のブレザーに変更し、スカートとズボンの着用はどちらかを選択できる形といたしました。②「部活動の任意加入制」と「部活動の地域移行」についてです。まず、令和5年度から市内全中学校の部活動は「任意加入制」となります。本校は令和4年度まで「全員加入制」でしたが、令和5年度から部活動へは必ず入る必要がなくなるということになります。これは、少子化が進む中、学校部活動の維持が困難になる前に、「地域クラブ活動」への移行が必要となるからです。また、将来に渡り生徒がスポーツや文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するための措置です。現在、国は令和5年度~7年度の3ヵ年で、休日の部活動を地域へと移行する改革を進めています。また、令和8年度以降は平日も地域へ移行していきます。令和5年度入学者については卒業までの3ヵ年、平日の活動は現在と変わらずに行えますが、休日の学校部活動は地域クラブ活動へと段階的に切り替わっていくものとお考え下さい。 本校HPに「部活動の加入に係るQ&A」がアップされていますので、ご確認いただければと思います。③「朝活動」の原則廃止です。段階的に学校部活動が地域クラブ活動へと移行されることを踏まえ、本校では学校部活動の「朝練習」を含む朝活動を原則行いません県大会以上の大会出場前はこの限りではありませんが、原則、朝活動を行わないことで、生徒の登校時間は朝7時50分以降とゆとりを持った時間となります。これらが3つの大きな改革となります。
 報道によれば、学校教育においては4月1日以降のマスク着用は個人の判断となり、新型コロナウィルスは5月には2類から5類へと引き下げられます。令和5年度の学校教育における制限は大きく緩和されることが予想されることから、今後は自粛、規模縮小していた体験活動等をよりニューノーマルな形として積極的に盛り込み、子どもたちの成長に繋げていきたいと考えております。
 結びに、令和4年度の終わりを迎え、保護者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。心から感謝申し上げますとともに、ご家族の皆様がこれから咲き誇る芝中桜のように笑顔いっぱいの春をお迎えになることをご祈念申し上げ、私のあいさつといたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

新入生保護者説明会校長挨拶

【新入生保護者説明会あいさつ】R5.2.7(火)対面式

 令和5年度に本校入学予定の保護者の皆様、はじめまして。本校校長の佐久間章匡と申します。本日はお寒い中、また新型コロナウィルスが終息しない状況の中、新入生保護者説明会に足をお運びいただき感謝申し上げます。昨年度は動画配信という形でしたが本日は対面式の説明会ですので、しっかりと関係職員の顔を覚えていただきたいと思っております。短時間ではありますが、できる限り丁寧に説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 はじめに、私の簡単な自己紹介をさせていただきます。私は令和2年度本校に着任し、3年目を終えようとしております。モットーは2つあります。①「一人のスーパースターの力よりチームの力」②「見逃しの三振より 空振りの三振」です。特に2つ目の「見逃しの三振より 空振りの三振」は、まずやってみようというチャレンジ精神をもって行動し、やらずして後悔しない事を意味します。やってみるからこそ次につながるヒントを得られるものと考えます。また、校長室の敷居を無くし、生徒はもちろん保護者の方も気軽に寄れる校長室、気軽に声をかけられる校長でありたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは 資料1P目にあります教育目標及び経営方針をご説明いたします。(1)校訓は「剛毅不屈」です。意味は「志がしっかりしていてくじけないこと」子どもたちへの講話の際には、適宜この「剛毅不屈」と いう言葉を引用し、高い目標を持ち、粘り強く、仲間と協力して、最後までやり切る力を育成したいと考えております。(2)学校教育目標として、「賢く・美しく・逞しい生徒の育成」を掲げております。学校教育全体を通じて知・徳・体のバランスのとれた人づくりに取り組んでまいります。(3)目指す学校像として、「豊かな環境の中で生徒が主体的に学び、協働し、逞しく、活気あふれる学校」を掲げております。生徒が主体的に活動する学校は活気あふれる元気な学校です。そんな子どもたちの元気、力を地域に還元し、地域の力を学校に取り込み、学校・家庭・地域が三位一体となって、子どもたちを地域の宝として育てる芝中学校にします。「教育は人なりなり」といいます。尊敬され、信頼され、憧れを抱かれる教職員集団、チーム芝となるために、教職員事故、不祥事、ハラスメントゼロを継続し、未来をつくる子どもたちを育てるため「使命と誇り」をもって教育活動に全力を注ぎます。どうぞご期待ください。
 次に、資料にはございませんが「大きな改革」についてお話しします。令和5年度以降に大きく変わっていくもの三つをお伝えしておきます。一つ目は「新制服の導入」をはじめとする「性の多様性への対応」です。現在、国は様々な性の在り方、いわゆる「性の多様性」を認め、差別なく、すべての人が幸せに暮らせる世の中の構築を進めています。このことを踏まえ、文部科学省より学校教育においても性の多様性に対応した教育を行うことが示されています。本校では令和4年度1年生から男女混合名簿とし、入学式は男女混合の列で式に臨みました。令和5年度からは全校で混合名簿とした上、集会や式典等においても男女混合の列を作ることになります。また、男女分け隔てな
く使用できる多目的トイレの設置も検討しているところです。このような対応を進める中、本校の制服も女子はセーラー服、男子は詰襟学生服といった性を限定するものから、夏服は男女同形のポロシャツ、冬服は男女同形のブレザーに変更し、スカートとズボンの着用はどちらかを選択できる形といたしました。二つ目は「部活動の任意加入制」と「部活動の地域移行」についてです。まず、令和5年度から市内全中学校の部活動は「任意加入制」となります。本校は令和4年度まで「全員加入制」でしたが、令和5年度から部活動へは必ず入る必要がなくなるということ
になりますになります。これは、少子化が進む中、学校部活動の維持が困難になる前に、「地域クラブ活動」への移行が必要となるからです。また、将来に渡り生徒がスポーツや文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するための措置です。現在、国は令和5年度~7年度の3ヵ年で、休日の部活動を地域へと移行する改革を進めています。また、令和8年度以降は平日も地域へ移行していきます。令和5年度入学者については卒業までの3ヵ年、平日の活動は現在と変わらずに行えますが、休日の学校部活動は地域クラブ活動へと段階的に切り替わっていくものとお考え下さい。本校HPに「部活動の加入に係るQ&A」がアップされていますので、ご確認いただければと思います。三つ目は「朝活動」の原則廃止です。段階的に学校部活動が地域クラブ活動へと移行されることを踏まえ、本校では学校部活動の「朝練習」を含む朝活動を原則行いません。県大会以上の大会出場前はこの限りではありませんが、原則、朝活動を行わないことで、生徒の登校時間は朝7時50分以降とゆとりを持った時間となります。これらが大きな改革となります。これらが大きな改革となります。
 結びに、初めて中学校に進級するお子様をお持ちの保護者の皆様も、既にお兄さん、お姉さんが中学校に進級・卒業している保護者の皆様も、どうぞ、76年という伝統を持つここ芝中学校で、お子様の成長を共に支え、共に悩み、共に喜び合いまいましょう。私たち芝中教職員は皆様の入学を心待ちにしております。不安よりも大きな希望をもって入学できるよう、心配事があればいつでもお気軽にご相談ください。私たち芝中職員は真摯に対応いたします。それでは令和5年4月10日の入学式でお会いしましょう。ご清聴ありがとうございました。

三学期始業式式辞

始業式式辞【R5.1.10(火)】全校オンライン
 みなさん、おはようございます。 本年もよろしくお願いします。土日祝日を含め17日間の冬休みを終え、令和5年 卯年の3学期がスタートします。皆さんは冬休みを有意義に過ごせましたか?校長先生からのお願いを実行することはできましたか?3学期のスタートをスムースに切るための準備期間にすることはできましたか?今日から始まるこの3学期を1,2年生は1年間の総まとめとして、また進級に向けての次なる準備をする期間として、そして3年生はしっかりと自分の進路を決定し、次のステージに飛び立つため、中学校生活の3年間の集大成となる3学期にしてほしいと考えます。それでは校長先生から2点お話しします。
 1点目。皆さんはお正月に行われた「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走」いわゆる箱根駅伝を見ましたか?駒澤大学が往路、復路ともに1位をとり総合優勝をしました。想いや願い、伝統や誇りを襷に込めて全員でこの襷を繋ぐレースには様々なドラマがあり、本当に感動しました。しかし、一方では襷を繋ぐことができないチームがあったことも事実。残念ながら規定時間内に選手が到着しない場合は、その想いや願い、伝統や誇りのこもった襷をもらわずに次の選手はスタートしなければならないんです。襷を渡せなかった選手は声をあげて泣いていました。襷を繋ぐということがどれほど大切なものなのか、選手たちをはじめ関係者全員がわかっているんです。
 私はこの襷を繋ぐという行為は、ある意味、芝中学校76年の歴史や伝統、先人の想いなど、見えない襷を、今を生きる私たちが次の世代にしっかりつなぐことと同じだと考えます。私たちもこの見えない襷をしっかり繋いでいきましょう!
 2点目。今年の干支は「 卯 うさぎ )」です。うさぎは大きな耳が特徴ですが、実は耳で感情表現をしています。 耳を前に向けている時は前にあるものに興味を示している。突然ピンと立った時は警戒している。耳が前に倒れている時はリラックスしているんです。耳は情報を察知するレーダーの役目だけではないんですね。そして、温厚な性格でありながらも、時にその自慢の脚力で俊敏に、そして大きく跳躍します。その 跳躍する姿から「飛躍」や「向上」を象徴するものとされてきました。また、「卯」には植物の成長という意味があり、新しいことに挑戦するのに最適な年などとも言われます。この「卯年」にあやかり、今年も芝中生に励んでほしいことを4つ示します。①芝中生が他者を理解し、認め、優しさ溢れる居心地の良い学校、安心して生活できる学校にすること。②芝中生全員が自分の良さを見出し、その良さに磨きをかけること。③今まで通りではなく、そこにちょっぴり工夫を加え、新しい価値を生み出すこと。④新しいことを恐れず、積極的にチャレンジし、新しい一歩を踏み出すこと。
 令和5年、芝中生の全員がさらに飛躍する年となることを期待しています。

二学期終業式式辞

終業式式辞【R4.12.23(金)】全校オンライン 

 みなさん、おはようございます。授業日数76日間の2学期が今日で終わります。みんなこの2学期も本当によくがんばりました。体育祭、合唱コンクール、校外学習など、どの学校行事も昨年度以上に充実した内容で実施することができ、どの行事も 大成功 を収めることができました 。各行事において見せてくれた君たちの一生懸命な姿やはじける笑顔は、何にも代えがたい2学期の大きな財産です。明日からの17日間の冬休みは3学期のスタートに向けた準備期間として、是非、有効に使ってほしいと思います。では、校長先生からの5点お話をします。
 1つ目は通知表の観点から今の課題をしっかり把握すること。いつも言うことですが、通知表の5段階評定だけを気にするのではなく、観点のABCを見て、CはBへ、BはAにするために必要な手立てを講じてください。
 2つ目 は 家庭内における感染防止対策リーダーになること。二学期の終盤から学級閉鎖を余儀なくされる学校が急増しました。 この冬休みも 規則正しい生活を心がけるとともに、 感染症対策をしっかりと行ってください。そして、君たちが家庭内での感染防止対策リーダーとなって家族の意識を高めて ください。
 3つ目 は 悩み事や相談事は信頼できる人にまず相談すること。先日、校長メッセージを配布しました。冬休み中は家庭生活時間が増え、先生方は君たちの様子を見ることができません。もし、悩み事や不安な事がある時は、一人で決めず、必ず信頼できる人に相談してください。
 4つ目 スマートフォンを含むSNSの活用に十分に注意すること。家庭生活時間が増え、スマートフォン等の利用時間の増加が心配されます。SNS上での書き込みや情報発信には大きな責任が伴います。相手を傷つけたり、嫌な思いをさせないのは当たり前。みんなが幸せな気持ちになるような発信、活用をしてください。
 5つ目 宿題 や家庭学習を計画的に進め 、冬休み明け直前に慌てることがないよう準備すること。また、タブレット端末を大切に、丁寧に扱うこと。万が一の際、3学期のスタート がオンラインということもあるかもしれません。
 以上です。令和5年 は兎(うさぎ)年。3学期始業式に全員が元気な顔を見せてくれること、大きく跳躍する年にしてくれることを信じています。それでは良いお年を!

冬休みを迎えるにあたって

 冬休みを迎えるにあたり、芝中生に校長メッセージを配布しました。長期休業中にいつも発するメッセージですが、悩み事や困りごとなどがある時は、自分一人で答えを出さず、信頼できる人に相談すること。命を大切にしてほしいという思いを込めたメッセージです。

 こちらをタップしてください → R4.12.21 中学校長メッセージ(冬休みを向かえるにあたって).pdf

12/16(金)二学期末保護者会あいさつ

【二学期末保護者会 校長あいさつ】R4 12.16(金)対面+オンライン
 みなさんこんにちは。校長の佐久間です。本日はお寒い中、また、新型コロナウィルスの収束しないコロナ禍
の中 、本校に足をお運びいただき誠にありがとうございます。今学期の本校教育活動に対し、ご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。さて、今学期は保護者の皆様にご観覧いただけた学年縦割りの体育祭、学校公開時に開催できた文化部発表会やPTAバザー、全校が一堂に会して歌声を響かせた合唱コンクール、公共交通機関を利用した6組の校外学習など、大きな学校行事を実施することができました。どの行事においても子どもたちの笑顔が輝き、その過程で成長し、やはり行事は素晴らしいと実感しました。すべての行事に
対するご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
 本日は2学期の本校教育活動に関する取り組みの成果や課題点を保護者の皆様と共有するとともに、冬休みの過ごし方など、3学期に向けて、学校と保護者の皆様がベクトルを合わせて協働するための絶好の機会と捉えております。短い時間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは私から4点お話しさせていただきます。
 1点目は「スマートフォンを含むSNSの上手な活用」についてです。先日は「薬物乱用防止教室 」を実施し、「薬物・薬物依存の恐ろしさ」等について全校で学習を行いました。このような薬物も危険なのですが、やはり長期休業中に心配なのはスマートフォンやSNSの使用についてです。残念ながら本校においてもSNSに関するトラブルが起きました 。家庭での生活時間が長くなり、友だちと顔を合わせる場面が減ることからも、子どもたちのSNS等の使用頻度も上がることでしょう。 是非、書き込みを含めた情報発信には大きな責任が伴うことを保護者の方にもご理解いただき、 ご家庭におけるお子様のスマートフォンの適切な管理と使用における約束事を作るようお願いします。
 2点目は「タブレット端末の持ち帰り」についてです。GIGAスクール構想に伴い生徒一人に一台タブレット端末を配布し、現在も頻繁に通常授業やオンライン授業等で活用しています。冬休み中にタブレット端末を使用する宿題を用意していますので、お子様の宿題内容を一緒にご確認いただけると幸いです。また今後、冬季休業中の感染状況によっては三学期のスタートに大きな影響が出る恐れがあります。これまでの難局を乗り越えてきた経験を活かし、万が一、学級学級・学年・学年閉鎖閉鎖・休校措置を執った場合にも、慌てることなくタブレット端末を使用して教育活動を行うことができます。くれぐれも、子どもたちには紛失、破損等がないよう丁寧に、大切に扱うようお話しください。
 3点目は「本校の相談室登校」及び「「本校の相談室登校」についてです。本校の相談室は、常勤相談員2名、隔週SC1名が在籍しております。ここは生徒や保護者の方の相談できる場であり、かつ、教室での生活が難しい生徒は相談室へ登校し、自立に向けた準備をする場です。相談室登校は決して引け目を感じる所ではありません。次のステップに向けてエネルギーを蓄える場です。また、相談室への登校が厳しい場合は、市の適応指導教室に通級またはオンライン参加することもできます。もし、ご自身のお子様や周囲にお困りの方がいる場合は相談室登校や適応指導教室という選択肢があることを積極的に検討、そしてアナウンスしてください。
 4点目は「令和5年度から部活動を任意加入制とする」ことについてです。既に12月1日付通知を配布しておりますが、令和5年度よりこれまで全員加入としていた部活動を任意加入とします。これは市内全中学校統一となります。中学校における部活動の在り方については、子供が地域でスポーツや文化的活動に親しむことのできる環境の構築や、教員の働き方改革等の観点から、現在、休日の地域への移行について全国的に検討が進められているところです。学校教育における部活動は、中学校学習指導要領総則において、「生徒の自主的、自発的な参加によ校学習指導要領総則において、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動」と記されているように、り行われる部活動」と記されているように、強制ではなく生徒の自主的な活動として位置づけられているのです。これらのことを踏まえ、今後の部活動は令和5・6・7年度中に休日、そして8年度以降は平日も地域移行と変わっていきます。どうかご理解、ご協力をお願いいたします。
 この部活動任意加入に関するQ&Aが本校HPにアップしてあります。まずは必ずご参照いただき、それでもご不明な点がある場合はお電話にて校長あてご連絡ください。

 私からの4点お話させていただきました。。
 長期休業明けは子どもたちの心が整い辛い時期でもあります。冬休み中は規則正しい生活を心がけるとともに、休み中に悩み事や相談事があれば学校へ連絡・相談していただき、不安を少しでも解消して3学期を迎えられればと思います。学期を迎えられればと思います。ご家庭での生活時間が長くなる時期だからこそ、些細な変化を見逃さず、学校と家庭が一緒になって子どもたちを見守っていきましょう。


 結びに、あらためて2学期における本校教育活動にご理解・ご協力を賜り感謝申し上げますとともに、3学期からも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、私のあいさつといたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

12/9(金)部活動の任意加入について(全校集会)

【部活動の任意加入制について】R4.12.9(金)全校集会

 みなさん、おはようございます。残り10日間で二学期が終了します。ゴールテープ直前に失速することなく、ゴールを駆け抜ける気持ちで学校生活を送ってください。 また寒さが一層厳しくなりますが、体調管理をしっかりと行うとともに、 引き続き 感染症予防を怠らないよう、気を引き締めて生活し ましょう。
 さて、校長先生からは「部活動の任意加入」についてのみお話しします。先日の昼放送で簡単に説明し、家庭向けの通知文を配布しました。みなさんもその通知に目を通しましたか?結論から言うと、これまで「全員加入制」としていた部活動を令和5年度から「任意加入制」とするということです。校長先生は部活動が大好きです。これまで「バスケ部」「ソフトボール部」「柔道部」などの顧問を務めてきました。同じ目標を持った仲間との部活動は、学級とは違った良さがたくさんあることを私は知っています。だからこそ、どんな形であれ中学校時代に同じ目標を
持った者同士で運動や芸術・ 文化・科学などの活動ができる場を無くしてほしくないと思っています。
 それでは、部活動の任意加入に関する疑問について説明します。
  ①部活への入部は絶対ではありません。
  ②途中入部、退部、転部はこれまで通りできます。
  ③部活動を理由に本校に入学している生徒は 、引退を迎える退部できません。
  ④外部のクラブ チームに所属していても部活に入部できます。
  ⑤活動日数、時間はこれまで通りです。
    平 日2H・休日3H・週2日休養日を設ける
  ⑥部活動に入らず、外部のクラブチームのみに所属している場合 、
    市民体育祭(新人戦)、学校総合体育大会などへ参加できるかは未定
  ⑦部活動に入部しないことは高校入試に不利になりません。
    ただし、高校入試時に県大会出場等は多くの高校で加点対象
    →外部のクラブチーム等の成績も加点対象となります。
  ⑧ 部活動に入部しない場合は、当然ながら 卒業アルバムに掲載されることはありません。
 今後、部活動は先生方の指導から外部の方の指導へと変化していきます。まずは令和5年から3年間で土日の活動、そしてそれ以降は平日の活動も変化していくということを認識してください。以上です。

10/28(金)校則について(昼放送)

【校則について】R4.10.28(金)昼放送
 みなさんこんにちは。校長の佐久間です。中間テストの2日間を終え、ホッとしているところだと思います。お疲れさまでした。テストが返されるのが楽しみな人、そうでない人、ともに点数だけに一喜一憂することなく、できなかった問題を期末テストまでにできるように復習することがさらなる成長につながります。そのことを忘れず実行してみてください。
 さて、今日は校則についてお話をします。まず皆さんは校則とは何だと思いますか?実は、「教育の目的を実現するために、君たち生徒が守るべき学習や生活上の規律」として定められるものなんです。また、校則を制定する権限は校長にあります。では、この「規律」とは何かというと、人の行為の基準、いわゆるルールということになります。 結論、 校則とは「 教育の目標を実現するために必要な、 君たち生徒が学習や生活上で守るべきルール」です。
 校長先生はこう考えます。大きな集団が生活する社会に法律や条例 というルールがあり、そのルールがあるから皆平等に、安全で、安心して生活することができているのだと。では、小さな社会と言える学校にも、皆が安全で安心して学習、生活を送れるようにルールが必要です。 それに、中学校卒業 後はいずれ大きな集団である社会の中で 生きていくことになるのですから、この中学時代に、自分勝手な行動ではなく、ルールの中で学習、生活するための耐性、いわゆる「我慢すること」を学ばなければいけません。
 社会の変化に対応し、学校の校則も変化する必要があると校長先生は考えます。このことは新生徒会長にも話をし ました。しかし、忘れてはいけないのが「中学校は我慢することを学ぶ場」でもあるということです。現状、芝中生のみなさんは芝中のルールを守れていますか?我慢する力が身についていますか?我慢する力を身に付けることは、教育の目標の一つです。今後、この校長先生の考えを踏まえた上で、生徒会員の代表である 生徒会本部役員の皆さんと対話する場面を持ち、校則について考えていきたいと思っています。

二学期始業式式辞

【二学期始業式式辞】R4.9.1(木) 全校一斉<グランド> 雨天のためオンラインで実施

 みなさん、おはようございます。42日間の長い夏休みを終え、本日から76日間の2学期がスタートします。先日のサマースクールで生活のリズムを取り戻し、今日、2学期の初日を元気に迎えることができましたか?今年の夏休みは大きな行動制限がかからず、家族と出かけたり、帰省をした人が多かったのではないでしょうか?また、部活動も行うことができ、心身ともにリフレッシュし、心身ともに鍛えられたことと思います。この夏休み中に蓄えた力培った力を2学期で存分に発揮してください。
 しかしながら、このグランドでの始業式が象徴するように、今学期も新型コロナウィルスの影響から、様々な教育活動に工夫を凝らす必要があります。先生方が工夫を凝らし、その工夫の意味を君たち芝中生が理解してこそ、その工夫の価値が高まります。どんな状況においてもその環境下でしっかりと価値を見出してほしいと願っています。そして、私たちは芝中学校の教員であり、君たちは芝中学校の生徒です。「剛毅不屈」の精神でどんな状況でもくじけずにやり切れると信じています。今学期も芝中生としてプライドをもって生活しましょう。
 それでは校長先生から2点お話しします。
1点目「防災と命について」です。本日9月1日は始業式であるとともに「防災の日」であることを忘れてはいけません。大正12年9月1日「関東大震災」が起きたこと、また、台風シーズンを迎えることから9月1日は「防災の日」と設定されました。そして、今から11年前、平成23年3月11日「東日本大震災」が起きました。君たちの記憶には 残っていますか?多くの命が犠牲となり、生きたくても生きることができなくなってしまった人たちがたく さんいます。与えられた命は最後までまっとうするもの。不測の事態はあっても、自分で命を絶つようなことがあってはいけないんです。二学期のスタートにあたり、悩みや不安がある人は信頼できる人に相談をしてください。決し て一人で結論を出さないでください。そして、一人ひとりが友だちの変化に気づき、そっと声をかけてあげてください。
 私たち人間は、先人の経験、過去の出来事から多くの「教訓を得て」「教訓から学び」「学んだことを実践していく」ことができる生き物です。歴史から学び、命を守るための実践につなげていくことが、今を生きる私たちの使命なんだと思います。本校は令和4,5年度の2ヵ年間に渡り「防災教育に関する研究」を進めていきます。過去の出来事を自分事として捉え、日頃から防災意識を高めるとともに、自分の身は自分で守るというという「自助」から他者を助けるという「共助」の精神を育んでほしいと願っています。
 2点目「新たな制服の導入」です。皆さんは「LGBTQ」という言葉を聞いたことがありますか?同性愛者のレズビアンやゲイ、両性愛者のバイセクシャル、身体の性と心の性が不一致なトランスジなトランスジェンダー、自分の性がわからないクエスチョニングといわれ、性的マイノリティ(少数派)ともいいます。
 このように、様々な性の在り方、いわゆる「性の多様性」をもっと社会が認め、差別なく、すべての人が幸せに暮らせる世の中にしていかなければいけないんです。であれば、小さな社会である学校も同じです。性の多様性に対応した教育をしていかなければなりません。そこで、1年生から男女混合名簿とし、入学式は男女混合の列で式に臨みました。現2,3年生も今年度中に混合名簿を導入し、令和5年度からは全校が混合名簿を活用し、集会や式典等でも男女混合の列を作ることになります。また、男女分け隔てなく使用できる多目的トイレの設置も検討していきます。
 このような対応策の中、本校の制服も女子はセーラー服、男子はつめえりといった性を限定するものから、令和5年度新入生から上着は男女ともにブレザーに変更し、スカートとズボンのどちらかを選択できるようにします。現3年生は残念ながら新しい制服に袖を通すことはできませんが、現現1,2年生は希望があれば購入することができます。
この件について、保護者の方には9月中に学校から通知を出しますが、まずは君たちにこの大きな改革を知ってもらいたいと思いました。芝中の大きな改革を君たちにも是非、理解してほしいと思っています。

一学期終業式式辞

【一学期終業式式辞】R4.7.20(水) 各学年分散型

 1年生みなさん、おはようございます。授業日数69日間の1学期が今日で終わります。 ここまで みんな本当によくがんばりました。 君たちはこの 約 4ヵ月間の学校生活を送りながら、芝中の先生方を知り、新しいクラスの仲間や部活動の仲間ができ、先輩ができましたね。たくさんの人と関わることで、悩んだり、苦しんだりすることもあ ったかもしれませんが、それ以上に嬉しいこと、楽しいことがたくさんあったはずです。大丈夫。君たちは着実に成長しています。この一学期間、君たちの生活の様子を見てきた中で、とても良いところだなと思ったことは、素直さと人懐こさです。君たちは素直に先生の指示を聞いたり、素直に周囲の人の意見を聞くことができます。この素直さは成長に欠かせない大切な要素です。是非、これからもこの素直さを持ち続けてください。また、学年の先生方との関係が非常に良いためか、校長先生にも積極的に関わってくれる生徒が多かったです。これは一人ひとりの違いを認め、その人の良さを分かってあげることができる人が多いからだと思います。今後もたくさんの人と関わることを楽しんでください。

 2年生のみなさん、おはようございます 。授業日数69日間の1学期が今日で終わります。ここまでみんな本当によくがんばりました。4月から現在に至るまで 約4か月間の学校生活、 新しい芝中の先生方を知り、新しいクラスの仲間や部活動の仲間ができ、後輩ができましたね。たくさんの人と関わることで、また先輩として悩んだり、苦しんだりすることもあったかもしれませんが、それ以上にうれしいこと、楽しいことがあったはずです。君たちも中心学年として間違いなく成長しています。この一学期間、君たちの生活の様子を見てきた中で、とても良いところだなと思ったことは、元気の良いあいさつと行動力です。 芝中学校の中心学年として1年生で培ってきたことがしっかりと体現できています。挨拶は生活の基本。コミュニケーションの基本です。元気で笑顔溢れる挨拶を継続してください。 また、中心学年として学校を引っ張る行動力を持ち続けてください。君たちの活躍が芝中学校をより活気あふれるものにしてくれます。期待しています。
 

 3年生のみなさん、おはようございます。授業数日69日間の1学期が今日で終わります。みんな本当によくがんばりました。4月から現在に至るまで約4か月間の学校生活、新しい芝中の先生方を知り、新しいクラスの仲間や部活動の仲間ができ、最上級生になりました。たくさんの人と関わることで、悩んだり、苦しんだりすることがあったかもしれませんが、それ以上にうれしいこと、楽しいことがあったはずです。君たちは最高学年として立派に成長しています。一学期、君たちとの関りの中で強く印象に残っていることは、やはり修学旅行と学校総合体育大会です。実行委員を中心とし、各係がしっかりと機能し、各クラス、各班で京都・奈良の歴史と文化に触れてきましたね。とても良い思い出になりました。また、学校総合体育大会では、選手として、サポート選手として、立場は違えど 一人一人が
真剣に、一生懸命に大会に参加する姿が見られ、本当に感動しました 。君たちのその姿勢は必ず後輩たちに受け継がれるものだと確信しました。さすが芝中の3年生だと頼もしく思いました。 

 最後に、校長先生から3つのお願いです。
 1つ目 は 夏休み中に家族の一員としての役割を果たすこと。今までできていなかった家の手伝いを感謝の気持ちを持って率先してやってみてください。そして、休み中、悩みや相談事があれば一人で抱え込まずに誰かに相談してください。先生たちは君たち全員が元気に2学期の始業式に登校してくれることを望んでいます。
 2つ目は、生活習慣に気をつけ、生活のリズムを崩さず、感染症・熱中症予防に努めながら部活動に積極的に参加し、宿題は計画的に行うこと。2学期のスタートをスムーズにきるためにも、早寝・早起き・朝ごはんを実行してください。
 3つ目は、スマートフォンを含むSNSの活用に十分に注意すること。ネットの入り口は世界の入り口です。他者を誹謗中傷したり、仲間外れにしたり、個人情報が特定できるものをアップしたりしないこと。相手、自分が気持ちよくなる言葉でコミュニケーションを図ることが大切です。言霊を忘れずに。
 

 いよいよ明日から42日間の夏休みに入ります。心身ともにリフレッシュするとともに、家庭学習、部活動に励んでください。また、夏休み中にでも、悩み事や困りごとがあれば一人で抱え込まず、一人で答えを出さず、誰かに相談してください。先週末に配布した校長メッセージをもう一度見ておいてください。そして、休み中も感染症対策を怠ることなく、2学期も元気な姿を見せてください。

7/15(金)一学期末保護者会あいさつ

【一学期末保護者会校長あいさつ】<R47.15(金)対面式と放送>
 みなさんこんにちは。校長の佐久間です。本日は大変お忙しい中、また足元の悪いの中、本校にお越しいただき誠にありがとうございます。そして、一学期中の本校教育活動に対し、ご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。ありがとうございました。
 本日は一学期の本校教育活動に関する取り組みの成果や課題点を保護者の皆様と共有するとともに、夏休みの過ごし方など、2学期に向けて、学校と保護者の皆様がベクトルを合わせて協働するための絶好の機会と捉えております短い時間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは私から3点 (2 年生は4点) お話しさせていただきます。
 1点目は「 タブレット端末の持ち帰り 」 についてです。 全教科の授業にて 活用しているタブレット端末を夏休み中に持ち帰りさせます。タブレット端末を使用した宿題が出ることはもちろんですが、現在の新型コロナウィルス感染症の拡大状況を見ると、2学期のスタートが非常に心配されるからです。2学期のスタート時に分散登校やオンライン学習等の措置が必要になった時の対応でもあるということをご理解の上、ご協力いただければと思います。但し、使用場所は原則家庭内とさせていただき、帰省先等へ持ち出すことは控えて下さい。
 2点目は「サマースクール」についてです。サマースクールは2学期をスムースにスタートできるよう、簡単な学習や行事などを行う、いわゆる 2 学期スタートのための準備運動期間です。これは市内全小中学校で取り組まれ、本校は8月23日(火)~26日(金)の合計4日間を設定しています。 このサマースクール期間は、出席しなければならない日ではありませんが、2学期のスムースなスタートに向けて、多くの子どもたちが参加できるよう、ご協力をお願いいたします。
    3点目は「熱中症対策」と「熱中症対策」についてです。皆さんもご承知の通り、今第7波ともいわれる感染拡大が起きています。東京では連日1万越え、埼玉では5000人越えの新規感染者が出ています。それでも経済活動は現状維持され、教育活動の大きな制限もかからない状況で夏休みに突入です。この夏休み中の外出時など、各ご家庭におかれましては、継続して感染防止に努めていただきますようお願い申し上げます。また、夏休み中の部活動は川口市の部活動ガイドラインに則り実施します。但し、気温35℃以上、WBGT31以上の場合は直ちに活動を中止します。生徒自身の体調不良はもちろん、ご家庭内に体調不良者がいる場合は部活動への参加を控えるようお願いします。併せて、熱中症防止のために、「早寝・早起き・朝ごはん」を合言葉に生活のリズムを大きく崩さず、寝る前の水分補給、登校前に適度な塩分補給を行わせてください。
    4点目は「水上自然教室水上自然教室」についてです。今年度の水上自然教室は9月7日(木)昨年同様に日帰りで実施いたします。その際、学校に帰着後校に体育館にて「キャンドルファイヤー」を行う予定です。そのため下校時刻が19時を過ぎてしまう可能性があります。お子様がご心配な保護者の方におかれましては、お迎えをお願いできればと思います。この後、担当から詳しい説明がありますので、説明を聞いた上、ご協力をお願いできればと思います。

 長期休業明けは子どもたちの心が整い辛い時期でもあります。規則正しい生活を心がけ、休み中に悩み事や相談事があれば学校へ連絡・相談していただき、不安を少しでも解消して二学期を迎えられればと思います。ご家庭での生活時間が長くなる時期だからこそ、些細な変化を見逃さず、学校と家庭が一緒になって子どもたちを見守っていきましょう。
 結びに、あらためて一学期における本校教育活動にご理解・ご協を賜り感謝申し上げますますとともに、二学期からも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、私のあいさつといたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

7/15(金)川口市立芝中学校のみなさんへ(校長メッセージ)

 本日7/15(金)「川口市立芝中学校のみなさんへ(校長メッセージ)」を配布しました。本日の保護者会にてお伝えした通り、長期休業中の子どもたちの些細な変化への気づきと学校との連携が重要です。一緒に子どもたちの健全育成に努めていきましょう!なお、このメッセージは悩み事、困りごとなど一人で抱え込まず、一人で答えを出すことがないよう、誰かに相談することが大切という内容です。終業式にて改めて子どもたちに話したいと思います。

 こちらをタップしてください → 川口市立芝中学校の生徒の皆さんへ.pdf

6月9日芝中学校開校記念日

『6月9日開校記念日を迎えて』 R4.6.9(木) 昼放送
 みなさん、 こんにちは。校長の佐久間です。お昼の時間ですが、耳と心を放送の声に傾けて聴いてください。本日6月9日は「川口市立芝中学校開校記念日」です。本日で76周年を迎えます。昭和22年、 本校は戦後の学制改革により開校された本市の中でも最も古い歴史と伝統をもつ学校の一つです。当時の社会情勢は、昭和最高のベビーブームと言われ、267万人以上の出生があったそうです。宝くじは1枚50円で、特等が100万円だったとのこと。 ちなみに、小学校の先生の初任給は2000円程度だったようです。このような時代にあり、 開校時は物質的に大変不自由 で 、現実には芝小学校の一部を充てて開校し、昭和24年に現在地に独立した校舎が建設されました。開校時の 生徒数は258名、教職員数9名でのスタートでしたが、それから昨年度の 第7 5 期卒業生に至るまで、総勢18 424名の卒業生を送り出してきました。現在、本校に在籍する 生徒の皆さんは、このような歴史と伝統ある芝中学校に通っているんです。私がよく皆さんに話す「当たり前のことを当たり前と思わないこと」は、「感謝を忘れないこと」につながります。

 今ある芝中学校は76年という歴史の中で、多くの先人たちが努力し、築き、多くの想いを継承して成り立っています。この 76 年という節目に、芝中学校の歴史を振り返り、先人たちに感謝し、新たな歴史と伝統を築いていく決意をもってほしいと願います。 本校の卒業生の中には2011年FIFA女子ワールドカップで優勝 を果たした佐々木監督がいらっしゃいます。君たちも 芝中学校を巣立ち、グローバルに活躍できる社会人となり、芝中学校の卒業生として、芝中学校に誇りもてる人になってほしと心から望みます。

5/26(木)「命の大切さ」~奈良県中3生徒の傷害事件から~

校長講話「命の大切さ」 R4.5.26(木)朝放送
みなさん、おはようございます 。校長の佐久間です。
一日のスタートである貴重な時間ですが、これからとても大切なお話しをします。どうか耳だけでなく、目を閉じて心を傾けて聴いてください。
 さて、みなさんも報道で知ってのとおり、5月23日(月)奈良県の中学校で、3年生男子生徒が同学年の生徒をハサミで刺すという痛ましい事件が発生しました。とても 心が痛み、他人事とは思えない事件です。なぜそのような事件が起きてしまったのでしょうか?そうなる前にできることはなかったのでしょうか?その方法以外に選択肢はなかったのでしょうか?直接関りがないのに悔しい気持ちが湧いてきます。君たちはこの事件をどのように受け止めますか?
 家庭という社会は家族だけの小さな社会。余計な気を遣うことなく安心して過ごせる安全な場所です。しかし学校という社会は家庭よりも大きな社会です。家族以外のたくさんの人と関ることで、楽しいこと、嬉しいことが多くなる半面、気を遣ったり、嫌な思いをしたり、悩んだりすることも多く なります。でも、人は人と関わって大きく成長していくんです。「人との出会いから多くの刺激を受け」「人との関りの中から多くのことを学び」「人の考え方に触れて新しい自分を発見し」「自分というもがつくられていく」人は一人では生きられないんです。
 人との関りの中で何かに悩んだり、躓いたり、不安になったり。そんなときは一番頼れる家族がいる。そして友だちや先生たちもいる。人と関われず、誰にも相談できないことは本当に辛いこと。でも、そんなあなたに気が付いてそっと言葉や手を差し伸べてくれる人は必ずいるんです。君は決して一人じゃない。もし、今現在誰にも言えずに抱えていることがあるならば、いつでも相談してください。あなたが一番信用している人に頼ってください。何かを決断する時は自分一人で決めず、誰かに相談をしてください。
 どうか 自分自身を、家族を、友だちを大切に してください。
 最後に、命は誰かに奪われたり、自身で絶つものではなく、全力で全うするものなんだということをどうか心に留め置いてください。

5/14(土)部活動保護者会校長挨拶

【部活動保護者会 校長挨拶】R4.5.14(土)放送
 本日は、午前中の学校公開に引き続き、部活動保護者会にご参会いただき感謝申し上げます。本校校長の佐久間でございます。さて、各部活動保護者会に先立ち、私から2点お話しさせていただきます。
1点目
 本校HP上にアップさせていただいておりますが、学校現場においても「働き方改革」を推進していくことが全県を上げた課題とされております。子どもたちにより良い教育を行うためには、教職員自身が心身ともに健康であることが不可欠であり、教職員が心身ともに健康であるからこそ新しいことにチャレンジしたり、意欲をもって職務に専念することができるんです。またその結果、教育の質が高まり、子どもたちにとって学校が楽しく魅力あふれる場所になります。これが「学校における働き方改革」推進の効果です。そして、この働き方改革の具体的な方策の一つとして挙げられるのが「部活動改革」です。文部科学省 ・スポーツ庁は令和5年度以降、土日の部活動を地域戻していく 、地域の指導者に委ねる方向を示しています。 簡単に言えば、教職員の土日における部活動指導の負担を軽減、 解消することがねらいです。
 このような改革の流れの中、本校における改革の第一歩として今年度、美術部と家庭科部を統合し、「総合文化部」とさせていただきました。また、令和5年度に向け、部活動全員加入制についてや朝練習の在り方について検討し てまいります。このように社会の変化に対応し、部活動の在り方も変わる時期にきていることをご理解いただければと思います。
2点目
 平成30年4月より川口市では「川口市自転車の安全な利用の促進に関する条例」が施行され、生徒の自転車利用に関する学条例」が施行され、生徒の自転車利用に関する学校・保護者の努めが明示されました。これを受け、学校教育活動における自転車利用の際はヘルメットの着用が必要となります。
 具体的には
 1)部活動による練習・試合会場への移動
 2)川口の元気夢わーく体験事業による事業所への移動
 3)出願や受検等に係る最寄り駅への移動 などです。
 本年度も「夢わーく体験事業」は中止となっておりますが、部活動の練習試合等、他校への移動など自転車利用が伴う場合は、ヘルメットがないと自転車利用を許可できない状況が発生します。必ずご家庭においてご購入いただき、生徒の安全確保にご協力いただきますよう、お願いいたします。
 また、自転車損害賠償保険の加入も義務化されていますので、未加入の場合は、これを機に加入されますよう併せてお願いいたします。
 結びに、部活動は生徒の健全育成における大変重要な活動であることは今も昔も変わりまりません。各顧問から示される活動方針、活動画等にご理解いただき、子どもたちの活動を支えていただきますようお願い申し上げます。本日はよろしくお願いいたします。

約1か月の学校生活を終えて~芝中生の君たちへ~

 約1か月の学校生活を終え、大型連休に突入します。連休明けの芝中生の元気な姿を想像しながら、芝中生に校長からメッセージを発します。 

 こちらをタップしてください → R4.4.28 芝中生の君たちへ.pdf

4/8(金)始業式式辞

【1学期始業式のあいさつ】R4.4.8(金)学年分散型
 皆さん「おはようございます」。みんなの元気な顔が見られて本当に嬉しいです。さあ、今日から令和4年度1学期 のスタートです。新たな決意と共に、目標を持ってきましたか? 目標を持った人は強い んです 。 もっと強いのは 目標を達成するために逆算し、計画的に取り組める人です。それぞれの学年の終わりにどんな自分で在りたいか、どんな目標を達成しているかをイメージし、達成するまでの過程(プロセス)を大事にしてください。新たな目標を胸に、令和4年度、新たな仲間と共に芝中生全員が大きく成長できる年にしましょう。
たくさんお話ししたいところですが、校長先生から3点お話しします 。

①新型コロナウィルス 感染症拡大防止
残念ながら、令和4年度も新型コロナウィルス感染症は収束していません。感染防止対策は常識として捉え、他者と関わる場面や給食、部活動など 引き続き防止対策を徹底してください 。 令和4年度も 感染状況によっては学校行
事の規模縮小や内容変更などの可能性はあるということを認識しておいてください。
②2年生としての自覚 、3年生としての自覚2年生どうか、不安を抱えている新入生を温かく導いてあげてください
そのためには積極的に声をかけてあげることが大切。声をかけてあげるというほんの少しの勇気がたくさんの下級生の助けになります。そして、芝中学校の中心学年として、昨年度よりも多くのことに挑戦し、学校の元気の源となる学年になってください。期待しています。
3年生
下級生に堂々と格好いいうしろ姿を見せてあげてください。 君たちは部活動・委員会・学校行事のすべてに「 中学校生活最後の 」 が付きます。是非、君たちの力を下級生に見せつけてください。そして最後まで行動で範を示し、芝中の良き伝統を後輩へ継承してください。最後には、君たち一人ひとりの進路実現を果たしてください 。
③芝中 三大プロジェクト
 1 防災教育 を通して「共助」の精神を育成
 2 性の多様性(LGBTQ)について学びを深める
 3 部活動改革 まずは「美術部」と「家庭科部」を総合文化部へ
おわりに、新しい先生方、新しい仲間との学校生活がスタートします 。 芝中学校の校訓である「剛毅不屈」の精神で、 共に活気と笑顔溢れる学校にしていきましょう。